VINITALY Week Start!

Vinitaly (ヴィーニタリー)。
イタリアで最大(=世界でも最大級)のワインの展示会で、毎年この時期にイタリア北部のヴェローナという街で開催されて世界各国から多くのワイン関係者が訪れます。

ちなみに、ヴェローナといえばロミオとジュリエットのジュリエットが「おー、ロミオ」と唱えたバルコニーや、夏にはオペラが開催される古代の円形競技場などが有名です。
ワインだとアマローネ、ヴァルポリチェッラ、ソアーヴェなどの生産地としても知られています。

今年は店長は留守番で、一緒に輸入をしているLucaとYokoペアが現地に行っていますので、その様子をお届けできたらな、と思います。

さて、Vinitalyが開催される週に合わせて、近隣の小さな村でも色々なワインの展示会が開催されます。

ViniVeriの入り口

その一つがViniVeri(ヴィーニヴェリ)という自然派ワインの展示会。

自然派の美味しいワインを探している我々としては、実はこういう小規模の生産者が集まる展示会はかなり興味深かったりするのです。

ViniVeriではこの春入荷予定の新たな生産者に会えたのでここでご紹介します。

ViniVeriの会場内。小規模の自然派生産者が集まっています。

こちらはAntoniotti Odilio(アントニオッティ・オディリオ)。
親子でワインを作っている小規模な生産者です。

ピエモンテ北部で地場品種のスパンナ(ネッビオーロ)、ヴェスポリーナで作られた赤ワインBramaterra(ブラマテッラ)を作っています。
4月下旬に入荷する予定です。

そして下の写真の真ん中にイキナリ?登場したのはCantina Ninni(カンティーナ・ニンニ)のジャン・ルッカさん。
小規模な生産者で同じ理想を持っている方達は横の繋がりもとても強いです。

うちでお付き合いさせてもらっている生産者の方と展示会などで会うと結構こういうことがあって、「お前ら彼のことも知ってるのか!」という感じになったりします。

Cantina Ninniはイタリア中部、ウンブリア州のペルージャ県にあるワイナリーで、こちらもナチュラルなワインを生産しています。
やはり地場の品種でトレッビアーノ、マルヴァシア、サンジョベーゼなどを栽培していて、サンジョヴェーゼは弱炭酸のフリッツァンテも美味しいです。

ちなみに昨年秋にこちらのワイナリーには店長も訪問させていただきました。

その時にニンニのオーナー、ジャンルーカさんがトレッビアーノ・スポレートのフリッツァンテを開けてくれた時のビデオも載せておきますね。

ここは澱引き(デゴルジュマン)はしないのですが、開栓前に少しふられてたみたいで開けた瞬間に澱が飛び散って一緒にいたルカも澱まみれになってました(笑)