スパークリングワインの祭典 “Notte Bianca” が始まりました。

昨日設営に行っていた伊勢丹新宿店で開催されているNotte Bianca(ノッテビアンカ )。

イタリアのスパークリングワインのみを集めたかなり珍しいイベントです。

本日より7/22まで、伊勢丹新宿店で開催しています。

カーサブォーナは輸入会社のTA-WAという名前で出店していて、自然派を中心に12種類ご用意しています。

ということで早速出展中のワインのご紹介。

その前にイタリアのスパークリングワインについてよく聞く名称の簡単におさらいをしておきますね。

  • Spumante(スプマンテ)
    • 一般的に言われているスパークリングワイン。
  • Frizzante(フリッツァンテ)
    • 弱発砲のワイン。とは言ってもしっかりと泡が感じられるものも多いです。炭酸水をアクア・フリッツァンテなんて言う事もあります。
  • Franciacorta(フランチャコルタ)
    • フランスのシャンパーニュと肩を並べる知名度で、さらにロンバルディア州のフランチャコルタ地域で作られたものを特別に示す華やかでキレの良い発泡ワインです。
  • Prosecco(プロセッコ)
    • やはりヴェネト州のプロセッコエリアで作られた発泡ワインです。
      日本だとフランチャコルタに次いで知名度は高いです。
  • Lambrusco(ランブルスコ)
    • エミリアロマーニャ州で作られる赤の弱発泡ワインです。
      この地域で作られる生ハムやサラミ、チーズなどとの相性は抜群です。

製法とか細かくお話しするとキリがありませんが、これだけ見ても色々とありますね。

それでは上の写真の左から順に説明します。
なおこちらは全て自然なビオディナミ農法でぶどうを栽培して、ノンフィルターの自然派です。

  • トスカーナ北部、リグーリア州境にほど近い「カステル・デル・ピアーノ」のロゼのフリッツァンテ「ルナ」。
    ヴェルメンティーノ・ネーロという非常に珍しいぶどうを主体にカナイオーロをブレンドしています。
  • ヴェネト州の自然派ワイナリー「インソレンテ」から、ピノグリージョのフリッツァンテ。
  • 同じく「インソレンテ」でガルガーネガのフリッツァンテ。
  • 「インソレンテ」でピノグリージョとドゥレッラのブレンドのスプマンテ。奥行きが深いです。

左から、

  • エミリアロマーニャのオーガニックのワイナリー「コルテ・ダイボ」から、「バルベーラ・フリッツァンテ」。
  • 同じく「コルテ・ダイボ」で「ピニョレット・フリッツァンテ」。
  • ヴェネト州で今回初登場の「シエマン」というワイナリーから、ガルガーネガ、タイロッソ、インクローチョ・マンツォーニという珍しい地場品種のブレンドのフリッツァンテ。

左から、

  • ロンバルディア州のオルトレポパヴェーゼから自然派ワイナリー「カステッロ・ディ・ステファナーゴ」の「ピノ・ネーロ スプマンテ」。
  • 同じく「ステファナーゴ」の「ピノ・ネーロ ロゼ スプマンテ」。
    切れと深みがたまりません。

そして最後。こちらも左から、

  • エミリア・ロマーニャ州の自然派ランブルスコワイナリー「サエッティ」より、とても珍しいロゼのランブルスコ。
  • 同じく「サエッティ」のランブルスコ。生ハム&チーズ系との愛称は間違いなく一番でしょう。
  • ピエモンテ州の名ワイナリー「クラウディオ・マリオット」から「モスカート・フリッツァンテ」。今回唯一の甘口スパークリングです。

ということでザーっと説明させていただきましたが、やはり飲んでみるのが一番!
そしてカーサブォーナだけではなく、他にも沢山のインポーターさんがフランチャコルタやプロセッコを始めとしたイタリアの素晴らしいスパークリングワインを展開しています。

繰り返しになりますが、こんな機会はナカナカ有りません!

お時間ある方はぜひお試しを!