昨日のブログにも書きましたが今週はヴィーニタリーというイタリアで最大級のワイン展示会があって、その前後にも色々な展示会が周辺の町で開催されています。
今日ご紹介するのはその一つであるvinnatur(ヴィンナトゥール)。
vino (wine) + naturale (natural) = vinnatur(造語)
名前からして自然派ワインてんこ盛りの展示会です。
昨年はvilla(昔の貴族の別荘)で開催されていましたが、今年は大理石の展示場に会場が移りました。
ちなみにこちらが昨年までのVilla。
とても趣があって個人的には大好きですが、スペースはパツパツだったので広いところに代えたんだと思います。
まあ搬入も大変だし確かに展示会にはあまり向いてないですよね。でもロケーションは抜群です。
こちらは今年の会場内の写真。
大理石の展示場なので幕張メッセみたいな展示会場の雰囲気とはまた違い工場っぽくて良いのですが、やはり昨年までのVillaの方が日本人的にはワクワクしますよね。
展示会の性質上、「あれが良かった、いや、これも良かった」というのはブログだと書きづらい(良い生産者は獲得競争が激しいので)のですが、現在お付き合いさせていただいている生産者と、お付き合いが決まった生産者が何社かいましたのでご紹介させていただきます。
まずはこちらの方。
SIEMAN(シエマン)というヴェネト州のワインの生産者。
ご兄弟3人でワイン造りをしていて、この方は一番上のお兄さんです。
みなさんとても真面目ですが気さくで明るくて超良い人たちです。
ワインも美味しいですが、ワイン酵母で生産されたビールもかなりイケてます。
昨年訪問したときにもビールが美味しくて、国内の価格付けが少し高くなりそうだったので迷ったのですが、直ぐに輸入することに決めました。
こちらは4月下旬に入荷、販売開始予定です。
こちらはInsolente(インソレンテ)のルカさん。
やはりヴェネト州の生産者で、キリッとした良いスプマンテを生産しています。
ちなみに横顔が写っているのは一緒に輸入をしているルカなのでルカルカコンビ。
昨年生産者のところにお邪魔した時もそんな話で盛り上がりました。
Insolenteのルカさんはとても落ち着いた、でも言葉の一つ一つがずっしり響く感じの方です。
ルカさんはダンディですがエチケットはとてもビビットでオシャレ。
もちろん味もバッチリです。
こちらも4月入荷予定です。
そして以前からお付き合いをさせていただいているロンバルディアのオルトレポ・パヴェーゼの超自然派生産者、Castello di Stefanago(カステッロ・ディ・ステファナーゴ)のジャコモさん。
こちらもご兄弟でワイナリーの経営をされています。
小さな生産者は兄弟や家族で経営されている方が多いです。
Stefanagoはこれまで泡のスプマンテだけの取り扱いでしたが、4月下旬に白ワイン2種類と赤ワインがラインナップに加わります。
自然な作りのワインですが味わいも余韻もしっかりとした、とても良いワインですのでお楽しみに。
番外編。
ナチュラル系の展示会ではワインだけではなくサラミやチーズなどの即売もしていてこれが結構イケてたりします。
ルカはすかさずサラミを購入してました。
いいなぁ〜(留守番店長、心の声。。)
ではまた!