自然派
有機農法
野生酵母
ノンフィルター
亜硫酸塩 無添加
La Cattiva (ラ・カッティーバ)
アドリア海を臨むプーリアの州都、バーリの街から内陸側の南におよそ30kmほど離れた小さな村、「サンミケーレ・ディ・バーリ」の郊外で、元々はビールの醸造を通じて「醸造」に魅せられた6人の男たちによる新たな”ナチュラルワイン”のプロジェクトが始まりました。
彼らは2018年にプーリア出身のマリアンナと出会いました。
彼女の家族は2001年に葡萄を植樹して以来、長年にわたり有機栽培を行ってきた小さな葡萄畑とファームハウスを所有していました。
6人は2018年にマリアンナから僅かな葡萄を購入して実験的にワインを造ってみたところ、かなり満足のいく結果でした。
そのため2019年にはマリアンナから正式に畑も借り、またその古いマッセリアに大規模なレストアを施して醸造所に作り替えました。
こうしてスタートを切ってまだ5年程という短さですが、元々6人が皆好んでいた「完全無添加」のナチュラワインを自分たちで造り上げることへの情熱を元に、それぞれの才能を存分に活かしたセンス溢れる各種ワインをラインナップし、既にフランスのナチュラルワイン市場でも大いに人気を博しています。
現在はサンミケーレ・ディ・バーリとお隣りのジョイア・デル・コッレのエリアへ6haにまで畑も広げ、プリミティーヴォ、アリアニコ、ネグロアマーロ、モンテプルチアーノ、アレアティコ、トレビアーノ、マルヴァジアなど、プーリアの地場品種を中心に栽培を行なっています。
標高280mで土壌は石灰質と小石が多く、彼らのワインには明瞭な酸とミネラルが備わっています。
栽培においては、最低限必要な銅と硫黄を使用するのみで、約20年にわたり完全有機栽培を行なっています。
彼らが大変身させた最新の醸造所内では、ステンレスタンクやアンフォラなどの設備も清潔に管理され、発酵はすべて野生酵母のみで行なっています。
除梗時からボトリングまで亜硫酸塩の使用は全く行なっていません。