自然醸造
ノンフィルター
野生酵母
"Sanbastiano" Umbria Rosso I.G.T. 2019
"サンバスティアーノ" ウンブリア ロッソ
樹齢約50年の成熟したサンジョヴェーゼ・グロッソの樹から作られた、フルボディの赤ワインです。
ほとんどの葡萄の木は、1800年代に大流行したフィロキセラという寄生虫の害から守るために、接木をする台木をアメリカ産のものに変えられていますが、この葡萄の木はそれ以前のオリジナルのものが使用されているのも大きな特徴です。(プレフィロキセラ)。
醸造はこの地域に根付いている野生酵母を使用し、ステンレスのスチールタンクで自然発酵後、オークのバリック(木樽)で4ヶ月、さらにステンレスタンクで3ヶ月、最後に瓶詰めしてから12ヶ月の間熟成をさせています。
深みのある落ち着いたガーネット色で、香りはしっかりとしています。
カシスやブラックベリー、ヴェジタブル、アニマル、黒胡椒などのニュアンスが感じられます。
アタックはやや強く、ボリュームが豊かで滑らかな酸、シルキーなタンニンが感じられ、豊満で骨格のしっかりとした味わいで、余韻も長くお楽しみいただけます。
グリルのお肉などとの相性が抜群のワインです。
品番 | CN-4 |
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種類 | 赤ワイン |
生産地 | イタリア、ウンブリア州 |
ビンテージ(生産年) | 2019 |
アルコール度数 | 13% |
香り | カシスやブラックベリー、ヴェジタブル、アニマル、黒胡椒などのニュアンス |
味わい | フルボディ アタックはやや強く、ボリュームが豊かで滑らかな酸、シルキーなタンニンが感じられ、豊満で骨格のしっかりとした味わいで、余韻も長い |
葡萄の種類 | サンジョヴェーゼ・グロッソ 100% |
飲み頃温度 | 17~20℃ |
抜栓からの飲み頃 | 20〜30分後 また2日目、3日目と徐々に複雑味の増したニュアンスに変化していきます。 |
料理 | グリルのお肉料理など |
内容量 | 750ml |
Cantina Ninni (カンティーナ・ニンニ)
2006年に家を建てるために購入した土地に、古いぶどう畑があったことがきっかけとなり、ワインづくりを始めたカンティーナ・ニンニ。
たまたまオーナーの ジャン・ルカ が、伝説的スーパーマルケ「クルニ」の造り手 マルコ・カゾラネッティ氏 と友達だったことから、畑の状態を見てもらい彼に「絶対ワインを作った方がよい」と言われてワイン作りが始まりました。
最初のヴィンテージが完成したのは2008年。
当初は自己消費用として作っていましたが、出来たワインが想像をはるかに超える出来だった為、ワイン造りにのめり込み2012年に販売を始めました。
一部の葡萄はプレフィロキセラで数百年前からの血統を保っています。
畑は標高350m南西に面した傾斜地で、表層は粘土質、さらに深い部分は泥灰土が広がっています。
風通しが良く昼夜寒暖差があるため、すっきりとした酸とミネラルが感じられるワインが特徴的です。